ライフティ 借り方・返し方・審査申込み方法

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初めて消費者金融を利用する際は、プロミス、アイフル、アコム、SMBCモビットなど知名度の高い大手消費者金融を選ぶことになるでしょう。

ですが、そうした大手消費者金融からは借りていて、次はどうしよう……となった場合に、いきなり名前も知らない小さな消費者金融・街金に連絡するのは誰にとっても気が引けるものでしょう。

今回リサーチした「ライフティ」は、実は大手消費者金融と小規模消費者金融の中間にあたる貸金業者です。

ライフティは、どのような貸金業者なのか?ライフティのカードローンやおまとめローンの金利や限度額、申込み資格、借入・返済方法など詳しく解説します。


ライフティってどんな消費者金融業者?

1991年に創業したライフティは、2014年、法人向けのローンやリースを扱う株式会社ビジネスパートナーの子会社としてリスタートした金融サービス業者です。

ライフティの業務内容は貸金業のみにとどまらず、信販事業や企業向けのファクタリング事業も行っており、中小消費者金融というくくりで見ればやや異質な存在だと言えるでしょう。

消費者金融としては「知る人ぞ知る」といった知名度ですが、親会社の存在や多角的な事業展開を行っていることなどから、信頼度の高い業者であることが覗えます。

いわゆる街金とは趣の異なる貸金業者なので、闇金等とのつながりも考える必要はなく、安心してお金を借りることができます。

ちなみにライフティは「RYFETY」と綴ります。これは「RISE YOURSELF WITH SAFETY」から取られたもので、「安心と成長」という意味が込められているものとのことです。

<ライフティ 会社情報>

商号 ライフティ株式会社
所在地 東京都新宿区歌舞伎町2-46-5 KM新宿ビル5F
代表電話番号 03-5291-4520 / 0570-200-206
設立 1991年6月
登録番号 東京都知事(5)第28992号
日本貸金業協会会員 第005552号
営業時間 平日9:30~18:00

 

ライフティの営業所は1箇所のみ、西武新宿駅北口の向かい側にあるビルの5階でアクセスは抜群です。

ライフティは、店舗を構えての営業は行っていませんが、こちらに出かけての直接の返済は受け付けています。

ライフティのローン内容

ライフティには一般的なキャッシングローンとおまとめローンの2つの商品を取り扱っています。

キャッシングローンは中小消費者金融では珍しい、カードの発行のあるカードローンで、利便性の高い極度方式が採用されています。

ライフティのカードローンでお金を借りる

大手消費者金融で扱っている、決められた額までなら何度でも好きなときにお金を借りられるタイプのカードローンです。

融資の上限は500万円でかなり余裕のある設定ですが、総量規制の対象になるため、年収の3分の1を超えてお金を借りることはできません。

ライフティ独自のATMはありませんが、コンビニに設置されているセブン銀行ATMが使えます。

利用には手数料がかかってしまうものの、利便性という点ではかなり高いと言えるでしょう。

また、融資額は1,000円からなので、必要なときに本当に必要な額だけを借りることができます。

また、注目したいのは、初めて利用する方は、初回借入日の翌日から35日間の利息が0円になるサービスがあるという点です。

利息0円サービスは、プロミスアコムなど大手消費者金融ではよく行われていますが、中小消費者金融ではあまり行われていません。

<ライフティ カードローン概要>

融資方式 極度方式
融資額 1,000円~500万円
実質年率 8.0%~20.0%
遅延利率 20.0%
返済方式 借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式
返済期間 最長10年
返済回数 最長120回
担保・保証人 不要

 

少し気になるところを挙げるとするなら、上限金利が20.0%となっている点でしょうか。10万円未満の契約の場合にはこの数字が採用されると考えられますが、これは法定金利いっぱいですのでかなり高いと言えます。

大手消費者金融なら10万円未満の契約であっても18.0%(プロミスは17.8%)なので、2%ほどの差があることになりますね。

少額の借り入れなのだから2%は大した差にはならないと考えることもできますし、10万円以上の契約であれば法定金利の上限18.0%が採用されるため、この差はなくなります。
金利差についてはあくまでも大手消費者金融と比べた場合の問題であって、中小消費者金融としては一般的な金利です。全体的に見れば悪くない内容だと言えそうです。

ライフティのおまとめローンでお金を借りる

ライフティでは複数の他社借入をまとめて一本化するおまとめローンも取り扱っています。

おまとめローンはカードローンとは全く別のタイプの商品で、あくまでも他社借入額に対して融資額が設定されるため、「少し多めに借りて生活費に回そう」といった利用法はできません。

一旦借りたら返済のみの一方通行で、追加の借り入れは不可能である点も、カードローンとは異なるところです。

おまとめローンを契約すると、月に何度も来る返済日が1度だけになることで返済計画を立て直すことができますし、管理も楽になります。

借入が一箇所にまとまることで金利が下がることも考えられ、返済に対するプレッシャーを軽減できるという点でもメリットの大きいローンです。

融資額 300万円まで
実質年率 8.0%~18.0%
遅延利率 20.0%
返済方式 元利均等返済方式(約定日制)
返済期間 最長10年
返済回数 最長120回
担保・保証人 不要

 

おまとめローンは利用者が一方的に有利になる契約であることから、総量規制の対象にはなっていません。

ただ、ライフティのおまとめローンの上限はカードローンよりも低い300万円までになっている点に注意してください。

ライフティへの審査申し込み方法

ライフティへの審査申し込みはインターネットのみで受け付けています。電話では相談や問い合わせ、すでに会員の方の振込依頼のみ可能で、現在は新規の方の申し込みは受けていません。

気になる即日融資の可否については、以前は電話での対応で契約当日の振込融資が可能だったようですが、現状では審査に1日~数日かかることが多く、即日融資はほとんど望めないようです。

特に他社でお金を借りている方や過去に何らかの金融事故を起こしたことのある方は審査に時間がかかる傾向があるため、数日程度なら待っても良いという方にのみ勧められます。

ライフティ 審査と申し込み概要

申込方法 インターネット(パソコン、スマートフォン、ケータイ)
審査最短時間 不明(1営業日~)
申込資格 満20歳から69歳までの、一定の収入がある方
個人信用情報機関 株式会社日本信用情報機構(JICC)/株式会社シー・アイ・シー

 

一定の収入のある方であれば、就業形態はパート、アルバイト、派遣社員など関係なく契約が可能です。

ただしライフティ公式サイトの「0.3秒診断」で試した限り、他社借入件数が6社以上だと、「お客さまの入力情報では、お借入可能か判断できませんでした。」と表示されるため、融資は事実上不可能だと判断することができます。

他社からの借り入れがすでに年収の3分の1の金額まで達している場合にも、総量規制により、審査に通ることはありません。

ライフティ 審査から申し込みまでの流れ

インターネットで申し込み、審査、契約、融資までの流れは次のようになります。

融資は通常、カードでATMからのキャッシングになりますが、急ぎの場合は電話での依頼によって振込融資を受けてもらえることもあります。

詳しくは、申し込みの際にライフティのスタッフにお尋ねください。

1. 申込みフォームに必要事項を入力して送信する
2. 本人確認書類も同時に送信する
3. 審査(在籍確認)
4. 指定した連絡先に電話またはメールで審査結果が届く
5. 契約内容の確認
6.(振込依頼で融資可能)
7. 契約書類、カードが自宅に郵送される
8. 必要書類をライフティに返送
9. カードでセブン銀行ATMよりキャッシング可能

カードなどは契約後、最短3営業日を目途に発送されます。契約したタイミングにもよりますが、到着まで1週間ほどかかると考えておいたほうが良いでしょう。

ライフティは在籍確認をする?

消費者金融の中には電話以外の方法で在籍確認が可能というところもありますが、ライフティでは必ず電話での在籍確認が行われています。

※在籍確認を避けてお金を借りたい方は以下をご覧ください。

在籍確認の電話には本人が出る必要はありません。例えば「本日は休んでおります」などといった返答でもその職場に在籍していることがわかるため、その時点で在籍確認は完了となります。

ライフティという社名は名乗らず担当者が個人名でかけてくるので、消費者金融からの電話であることを知られる心配はありません。

FAQページによると、場合によっては自宅へも確認の電話がかかってくることがあるようです。

家族に内緒で借りたいという方は要注意。

特に申し込みに何らかの不備があると電話がかかってくる可能性が高くなると考えられるので、入力内容に間違いがないか、書類が不鮮明ではないかなど十分にチェックしてからフォームを送信するようにしましょう。

ライフティ 審査時に必要な書類

申し込みに際して、全ての方に本人確認書類の提出が求められます。この他、総借入額によっては収入を証明する書類が、おまとめローンを利用する方は他社契約書などが併せて必要になりますす。

【本人確認書類】
・運転免許証(表と裏の両面)

運転免許証の交付を受けていない方は下記書類でも可
・健康保険証(表と裏の両面)
・パスポート(下記の合計4ページを見開きで)
  1.外務大臣の印のあるページ
  2.顔写真が記載されているページ
  3.生年月日が記載されているページ
  4.住所が記載されているページ
  ※外国籍の方は「在留カード」または「特別永住者証明書」も併せて
・マイナンバー個人番号カード(表のみ)

※上記書類に記載されている住所が申込住所(現住所)と異なる場合は、現住所が記載されている書類の提出も必要です。次のもののいずれかをご用意ください。

・公共料金(水道、電気、ガス、固定電話、NHKの中からいずれか1つ)の領収書
・国税・地方税の領収書
・社会保険料の領収書
・住民票の写し
・印鑑証書

【収入証明書類】
他社を含めた借入総額が100万円を超える方、ライフティで50万円を超える契約を行う方は、収入を証明する書類として次のような書類を用意してください。

・源泉徴収票(最新のもの)
・確定申告書(最新のもの)
・給与明細書(直近2ヶ月)
・その他(所得証明書など本人の年収が確認できるもの)

【契約書、明細書】
おまとめローンを利用される方のみ提出が必要です。

・他社借り入れ条件が確認できる書面、ATM明細含む
・残高、利率、債権者の商号、名称または氏名および貸金業社か否かがわかるもの

ライフティでお金を借りる方法・借り方

通常、ライフティからの借り入れは、セブン銀行ATMでローンカードを使って行います。

利用限度額の範囲内であれば、繰り返しいつでもお金を借りることができます。コンビニに設置されているセブン銀行ATMは23:40~0:20の40分間を除き、土・日・祝日や夜間でも稼働していますので、大変便利です。

ただし、1回の利用ごとに(借入時でも返済時でも)手数料がかかるので、この点には注意が必要です。

利用金額 手数料
1万円以下 108円
1万円超 216円

 

この他、本人名義の金融機関口座への振込も可能です。希望する場合には電話、またはライフティの会員ページから依頼してください。

なお、契約した当日にお金を借りる場合は、カードがまだ手元に届いていませんので、事実上振込融資一択となります。

審査によっては当日の振込を断られることもあるようなので、まずはライフティの担当者に問い合わせてみてください。

限度額の増額を希望するときは?

返済実績を重ねていくうちに、ライフティで決められた限度額を増額(増枠)できることがあります。

増額するためにはこちらから申し込み、新たに審査を受けなければならないため、ライフティだけでなく他社に滞納がある場合などは増額することは難しいでしょう。

ライフティの増額の申し込みは、

・会員ページ(パソコン、スマートフォン、携帯)
・セブン銀行ATM
・書面

にて行えます。

ライフティへのお金の返し方

ライフティへの返済方法には次の3つの方法があります。

・カードでセブン銀行ATMに入金する
・振込
・ライフティまで持って行く

セブン銀行ATMからでも振込でも、自分の都合のよい時間帯に返済手続きを行えるのはライフティの良いところですが、どちらも手数料は利用者持ちとなるデメリットがあります。

ライフティは自動引落には対応していないのが残念なところです。

ライフティの返済期日

ライフティでは返済に35日サイクル制を取っています。これは返済した日の翌日から35日後を次回の返済期日とするもので、簡単に言えば返済日と返済日とのブランクが35日より開かなければいつ返しても良い、という方法です。

35日サイクル制は毎月1回同じ返済日に返していく方法と比べてなんとなくややこしそうにも感じてしまいますが、例えば「毎月、給料日の翌日に返す」と決めても35日以上ブランクが空くことはないため、全く問題ありません。

35日サイクル制は前倒し返済も自由なので(前倒した場合には、次の返済はその35日後までに、という具合に当初の日付からはズレることになりますが)、融通がきき、実際にはかなり便利です。

上手に返せば返済期間の短縮が可能で、支払利息を節約することもできます。

なお、初回の返済期日は初回借入日の翌日から35日後になります。

ライフティでは一括返済も受け付けています。支払利息は実際に借りた日数分だけで良いので、いくら返済すればよいのかあらかじめライフティに電話で問い合わせてください。

ライフティの返済額

ライフティでは借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式を採用しています。これは最後に借り入れた直後の残高に応じて返済額が決まるというシステムです。

残高による返済額は次のようになっています。

【返済金額表】

借入直後残高 返済金額
10万円以下 5,000円
10万円超~20万円 9,000円
20万円超~30万円 13,000円
30万円超~40万円 13,000円
40万円超~50万円 15,000円
50万円超~60万円 18,000円
60万円超~70万円 21,000円
70万円超~80万円 24,000円
80万円超~90万円 27,000円
90万円超~100万円 30,000円
100万円超~490万円 10万円毎1,000円ずつ加算
490万円超~500万円 70,000円

 

例を挙げてみましょう。もし30万円を借りたとすれば、ライフティへは13,000円ずつ返していくことになります。

借り入れが最初の1度だけの場合には完済までこれを続けていけば良いのですが、仮に残りが10万円になったときに新たに35万円を追加で借りた場合には、その時点での残高が45万円になります。

すると、次回からは15,000円ずつを返済していくことになるのです。

このように、借入後残高によって返済金額がスライドしていくのがこの返済方式の特徴で、限度額までならいつでも自由に引き出せるカードローンならではの方法だと言えるでしょう。

ちなみに「返済金額」とは「返済最低額」を指し、この金額以上を返済しても構いません(プラス分は元金の返済に充当されます)。

無理はいけませんが、余裕のある月にはこの額にプラスして返済するようにすると、予定より早く完済することができますね。

ライフティでお金を借りるのにオススメな方は?

ここまで読んでいただければわかるように、ライフティのカードローンは利便性、自由度の高い商品で、一部の内容を除き大手のカードローンにもほとんどひけをとらない内容です。

初回利用時に無利息期間が設けられている点、セブン銀行と提携を結んでいてATMが利用できる点などが特に注目されますが、スタッフの対応もかなり評判が良く、得てして雑な応対をされがちな地域密着型の小規模消費者金融とは明らかに一線を画しています。

その一方で大手消費者金融に比べると審査は柔軟で、自己破産、任意整理をした方など、大手消費者金融では門前払いされてしまうような方でも、(限度額こそ抑えられる可能性が高いですが)審査に通ったという口コミが数多く見つかります。

他社に滞納がなく、現在の収支状況に問題がなければお金を借りられる可能性は十分にあります。

ライフティの欠点としては、

・審査に時間がかかることが多く、即日融資は難しい
・ATMの利用に手数料がかかる
・自動引落による返済に対応していない
・土日祝日や営業時間外の振込融資には対応していない

などといったことが挙げられるでしょう。しかしその他の点ではローン内容はかなり充実しています。

そのため、ライフティは「大手消費者金融ではすでに借りてしまっている。中小消費者金融は初めて、もしくは2社目」という方に勧められる消費者金融だと言えます。

しかし、絶対に今日融資をして欲しいという方、在籍確認の電話は困るという方はライフティには向いていません。

現在他社借入が6件以上あったり滞納があったりすると審査にはまず通らないので、その場合にはライフティへの申し込みは見送りましょう。


   

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