楽天カードの特徴とキャッシング枠でお金を借りる方法

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楽天カードは楽天グループの一員にして楽天銀行の親会社である楽天カード株式会社が発行するクレジットカードです。

楽天カードのプレスリリースによると、2015年11月時点で楽天カード会員数は1,200万人を突破。2018年度JCSI(日本版顧客満足度指数)調査」ではクレジットカード業種での顧客満足度、知覚価値(コストパフォーマンス)において10年連続第1位を記録しています。

お金借りる窓口では、楽天カードを使うメリット・デメリットや、楽天スーパーポイントの貯め方・使い方、楽天カードのキャッシング枠でお金を借りる方法や支払い方法などを解説していきます。


楽天カードの特徴・特典

楽天カードの特徴と言えば、やはり楽天市場をはじめとした楽天の各種サービスとの相性の良さが挙げられます。

それでは楽天カードは「楽天市場を利用しない方にはあまり旨味のないカード」なのでしょうか?

まずは気になるポイント活用法から楽天カードの特徴や特典をチェックしていきましょう。

楽天スーパーポイントが貯まる

楽天カードを利用することで貯められるポイントには「楽天スーパーポイント」という名前がついています。

この楽天スーパーポイントは、普段のショッピング利用で100円ごとに1ポイント、楽天市場でのショッピング利用では通常100円ごとに2ポイントが貯まります。

「ショッピング利用でのポイント還元率1%、楽天市場なら2%」ならこれだけでも決して悪い数字ではありません。

しかし楽天カードのすごいところはここからで、特筆すべきなのは楽天市場でのポイントアップが比較的簡単で、しかも飛躍的であるという点です。

SPUでポイント獲得率アップ

楽天会員は楽天市場でのショッピングにおいて、100円ごとに1ポイントの楽天スーパーポイントを獲得することができます。

ただし購入内容は同じでも、楽天グループのサービスを利用する件数に応じてポイントが最大16倍にまでアップするという特別ルールがあります。このルールはSPU(スーパーポイントアッププログラム)と呼ばれています。

このSPUに、楽天カードの所持が大きく関わっているのです。

SPU達成条件 倍率
楽天カードで決済 +2(※1)(※4)
楽天プレミアム/ゴールドカードで決済 +2(※1)(※5)
楽天カード利用分を楽天銀行口座から引き落とし +1(※1)
「楽天の保険」保険料を楽天カードで支払い  +1(※1)
楽天でんきへの加入、利用 +0.5
楽天市場アプリを介しての購入  +0.5(※2)
楽天証券で月1回500円以上のポイント投資 +1
楽天モバイル 通話SIM利用 +2
楽天TVのNBA、パ・リーグSpecial加入・契約更新 +1
楽天ブランドアベニューで月1回以上買い物 +1
楽天ブックスで月1回1,000円以上買い物 +0.5
楽天Koboで電子書籍を月1回1,000円以上買い物 +0.5
楽天トラベルで対象サービス・対象期間の利用 +1(※3)
楽天ビューティで月1回1,500円以上利用 +1(※3)

(※1)楽天市場でのカード利用額に対してポイントアップ
(※2)楽天市場アプリでの買い物金額に対してポイントアップ
(※3)予約申し込み月の楽天市場での買い物金額に対してポイントアップ
(※4)通常ポイント1倍+期間限定ポイント1倍
(※5)「楽天カードで決済」の条件も同時に達成で合計4倍

例えば楽天モバイルを利用している方が楽天市場アプリから買い物し、楽天カードで決済した方が、その月楽天トラベルで予約もしていたとすると、その月の買い物は、

1倍 + 2倍 + 0.5倍 + 2倍 + 1倍 = 6.5倍

※楽天会員+モバイル+アプリ+カード+トラベル

……ということになり、通常の6.5倍、つまり10,000円買い物すれば650円分(6.5%)のポイント還元が受けられることになるわけです。

なお、これはあくまでも通常期間中の楽天カードの還元率であり、仮にセール期間中であれば利用ショップ数に応じてさらに+2倍、+3倍、+4倍……と倍率が加算されますし、楽天がスポンサードしているリーガ・エスパニョーラのFCバルセロナやヴィッセル神戸、楽天イーグルスが勝利した翌日には、ここからさらにポイントが+1倍となるサービスもあります。

これらのポイントアップ条件が全て合わさったとすると、なんと最大44倍というとんでもない数字になってしまいます!

もちろんSPUには楽天カードを所持していなくても参加できるわけですが、楽天カードを持っているのと持っていないのとでは到達できる倍率に差が出てきます。

ポイントアップを最大限まで拡大したいなら、楽天カードの存在が欠かせないということになりますね。

楽天カード優待店舗でもポイントアップ

楽天グループ以外での利用では公共料金の支払いなどを含め、通常100円の利用ごとに1ポイントの楽天スーパーポイントが貯まります。が、楽天カード優待店舗での利用なら、通常の2倍、3倍のポイントが付与されます。

優待店舗はその時々により変更されますが、2019年8月現在ではローソン、エディオン、大丸松坂屋百貨店、東急ハンズ、魚民などが確認できます。

楽天カード提示でポイントが貯まる店舗も

楽天カードには楽天ポイントカードとしての機能もあり、店舗によってはカードを提示するだけで楽天スーパーポイントを貯めることができます。

利用できる店舗はマクドナルド、ミスタードーナツ、くら寿司、はま寿司、ココス、すき家、デイリーヤマザキ、ビックカメラ、サンドラッグなど多数。

楽天カードで決済すれば、もちろんそれに対してもポイントが付与されるので、楽天スーパーポイントをダブルで貯められるということになります。

楽天Edy

楽天カードには全国55万ヶ所の店舗などで利用可能な電子マネー、楽天Edyの機能も付帯しています。

楽天Edyで支払うことで200円ごとに1ポイントが貯まるのですが、楽天カードから楽天Edyへのチャージでも200円ごとに1ポイントを貯めることができます。

楽天カード入会時のポイント特典も大きい

楽天カードへの新規入会や利用によってまとまったポイントがもらえるキャンペーンが常時行われています。

2019年8月時点では、入会費無料の各種楽天カード(「アルペングループ楽天カード」は除く)、楽天ゴールドカードでは入会とショッピング利用で5,000ポイント、楽天プレミアムカードでは入会とショッピング利用で合計10,000ポイントが付与されます。

もらえるポイントの半分以上が有効期限のある期間限定ポイントであるのが惜しい点ですが、1ポイント1円として使えることには変わりありません。

貯まった楽天スーパーポイントは支払いに使える

楽天カードの利用などで貯められた楽天スーパーポイントは、1ポイント=1円として様々な支払い方法に充てることができます。

楽天市場など楽天のサービスの支払いに使えるのはもちろんですが、楽天ポイントカードや楽天ペイが利用できる店舗でも同じように1ポイント単位で支払いに使えるのが良いところです。

また、楽天スーパーポイントは楽天Edyに等価で交換することもできるので、利用できるシーンはさらに広がります。

楽天カードの年会費は無料

スタンダードタイプの楽天カードは入会金無料、年会費永年無料です。

なお、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードなどのように、年会費が必要となるカードもあります。各カードの詳細については「楽天カードの種類」の項で詳しくご紹介します。

楽天カードの国際ブランドは4種類から選べる

楽天カードの国際ブランドは「Visa」「Mastercard」「JCB」「American Express」の4種類から選択することができます。

2018年9月より、年会費無料のクレジットカードでは少ないAmerican Express(アメックス)も選べるようになったのが目を引きます。ただ、デザインによって選べるブランドが限られてくるので、その点は注意してください。

▼選べる楽天カードのデザインと国際ブランド

通常デザイン Visa/Mastercard/JCB/American Express
お買い物パンダ Visa/Mastercard/JCB
楽天イーグルス Mastercard/JCB
FCバルセロナ Mastercard/JCB
ミッキーマウス JCB
YOSHIKI Mastercard
ヴィッセル神戸 Mastercard

 

楽天カードはセキュリティサービスが豊富

楽天カードは無料のクレジットカードでありがなら、セキュリティサービスにも抜かりがありません。

本人認証サービスやカード偽造防止ICチップの搭載、24時間365日体制の不正検知システムなどはもちろんのこと、カード利用お知らせシステム(オプションにより速報メールで不正使用も即時発見)があったりバーチャルプリペイドカード(即発行・手数料無料)のサービスがあったりと至れり尽くせりです。

クレジットカードを初めて持つ方やネットショッピングでのクレジットカード使用が心配な方でも安心して利用することができます。

楽天カードの付帯保険

楽天カードには付帯保険となる海外旅行傷害保険が利用できる他、オプションサービスとなる「楽天カード超かんたん保険」に申し込むこともできます。

楽天カードの海外旅行傷害保険

楽天カードの海外旅行傷害保険は旅先での怪我や病気などのトラブルを総合的にサポートする保険です。利用には事前の申し込みなどは不要ですが、

・自宅から出発空港までの交通費(公共交通機関の運賃)
・海外旅行代金(海外航空券、海外パックツアーなど)

のどちらか、または両方を楽天カードで決済している必要があります。

スタンダードタイプの楽天カードの補償内容は以下の通りです。

保険の種類 補償内容
傷害死亡・後遺障害 最高額 2,000万円
傷害治療費用 1事故の限度額 200万円
疾病治療費用 1疾病の限度額 200万円
賠償責任 1事故の限度額 2,000万円(免責なし)
救援者費用 年間限度額 200万円
携行品損害 年間限度額 20万円(免責金額3,000円)

 

楽天カード超かんたん保険

楽天カードには自分の欲しい保険だけを申し込める選択型の補償サービスもついています。どれも月々数百円からの保険料で利用できますし、どのプランも申し込んだ翌日から補償が開始されます。不要なものは選ばなくて良い自由度の高さも魅力です。

楽天カード超かんたん保険のラインナップは次の9つです。

●お買い物プラン(月々250円~)
楽天カードで購入した商品の破損等が補償されます。

●自転車プラン(月々230円~)
自転車事故によるご自身の怪我や他人への法律上の損害賠償責任が補償されます。

●個人賠償プラン(月々260円~)
日常生活において発生する様々な法律上の損害賠償責任を補償するものです。

●ゴルファープラン(月々430円~)
ゴルフ中の怪我や、他人を怪我させてしまった場合の法律上の損害賠償責任などを補償するものです。

●持ち物プラン(月々200円~)
外出中の持ち物の破損、偶然の事故などに対応するプランです。

●ケガプラン(月々340円~)
偶発的な事故による怪我の治療費について補償されます。

●ケガ賠償プラン(月々620円~)
日常生活の中やスポーツ時における怪我の補償と、他人に怪我をさせてしまった場合などの法律上の損害賠償責任の補償。

●旅行プラン(月々390円~)
旅行中に負った怪我の補償、携行品損害の補償の他、病気や怪我で旅行をキャンセルした場合の費用も補償されます。

●充実補償プラン(月々1,790円~)
怪我・法律上の損害賠償責任の補償を厚くした、アップグレードプランです。

楽天カードの種類

楽天カードにはいくつかの種類があり、それぞれ特典や内容が異なっています。どの楽天カードが最も自分に合うのか、よく考えて選ぶようにしましょう。

なお、ここに掲載している入会特典は2019年8月現在のもので、獲得できる楽天スーパーポイントには期間限定ポイントが含まれます。特典内容は変更されることもあるので、最新の内容は楽天カードの公式サイトにてご確認ください。

楽天カード

スタンダードタイプとなる楽天カードで、これ1枚でクレジットカード、楽天Edy、楽天ポイントカードの3役をこなします。入会金や年会費が発生しないため、気軽に申込可能。楽天ポイントがお得に貯まるうえにサービス内容もひと通り揃っていることから最も人気の高いカードとなっています。

【楽天カードのスペック一覧】

国際ブランド VISA、JCB、Mastercard、American Express
年会費 永年無料
利用可能枠 最大100万円
入会条件 高校生を除く満18歳以上の方(楽天会員登録が必要)
付帯機能 楽天Edy、楽天ポイントカード
付帯保険 海外旅行傷害保険
追加可能カード 家族カード(無料)、ETCカード(年会費540円)
入会特典 5,000円相当(新規入会2,000ポイント+カード利用3,000ポイント)

 

カードデザインは通常・お買い物パンダ・楽天イーグルス・FCバルセロナ(2種)・ディズニー・Yoshiki・ヴィッセル神戸(2種)の計9種類から選べますが、デザインを変更したい場合には一旦解約し、再入会するしか選択肢がありません。再入会には改めて審査を受ける必要があるので注意してください。

ETCカードの年会費に540円かかってしまうことが残念な点ですが、楽天のサービスをよく利用する方にとってはぜひ取得したい一枚だと言えそうです。

楽天PINKカード

楽天PINKカードは楽天カードのスペックはそのままに、女性に人気の特典を好みに合わせてカスタマイズできるカードです。付帯できる特典には次のものがあり、複数の利用も可能です。

・楽天グループ優待サービス(月額324円・税込/初回申込後最大2ヶ月無料)
楽天各サービスで利用できる割引クーポンがもらえたり、ポイントキャンペーンなどが利用可能になります。例えば楽天市場でのショッピングが500円OFF、楽天トラベルでの国内宿泊予約が1,000円OFFなど。

・RAKUTEN PINKY LIFE(月額324円・税込/初回申込後最大2ヶ月無料)
飲食店やカラオケ、レジャー施設、習い事など様々なサービスを割引価格で利用できたり優待特典が受けられたりするサービスです。例えばMOVIX&松竹系映画館では映画鑑賞券が500円引き、日産レンタカーが一般料金の21~50%OFFなど。

・楽天PINKサポート(月額500円以下~)
女性特定疾病に対するサポートが受けられる保険プランで、乳がん、子宮筋腫などの疾病における入院・手術・放射線治療費に対しての補償が受けられます。54歳以下なら月払い保険料500円以下から入れる楽天PINKカード会員だけの特別プランです。

楽天PINKカードは通常デザイン(Master、Visa、JCB、American Express)の他、お買い物パンダ(Master、Visa、JCB)ミッキーマウス(JCBのみ)の3種類から選べます。どれもピンクを基調にした可愛らしいデザインとなっています。

なお、保険を中心に内容は女性向けのものとなっていますが、男性の方も申込可能です。また、通常の楽天カードに備わっている機能は楽天PINKカードにも全て網羅されているうえ、オプションサービスの付帯は必須ではないため、デザインの好みでこちらのカードを選ぶという考え方もアリかもしれません。

【楽天PINKカードのスペック一覧】

国際ブランド VISA、JCB、Mastercard、American Express
年会費 永年無料
利用可能枠 最大100万円
入会条件 高校生を除く満18歳以上の方(楽天会員登録が必要)
付帯機能 楽天Edy、楽天ポイントカード
付帯保険 海外旅行傷害保険
追加可能カード 家族カード(無料)、ETCカード(年会費540円)
入会特典 5,000円相当(新規入会2,000ポイント+カード利用3,000ポイント)

 

楽天ゴールドカード

楽天ゴールドカードは年会費2,160円(税込)という手軽さで取得できるゴールドカードです。ゴールドカードきっての低価格とあって機能は限定的ですが、空港ラウンジが利用できるなどゴールドならではのサービスを受けることができます。

楽天市場でのポイント獲得がアップ

楽天ゴールドカードで最も注目されるのは、やはり楽天市場でのショッピングによるポイント獲得率がアップするという点です。

通常の楽天カードでの決済でも獲得ポイントが2%アップしますが、楽天ゴールドカードでの決済であればさらに+2%、つまり4%のポイントアップ=獲得ポイント5倍となります。

ただし楽天ゴールドカードには年会費がかかりますから、単純に考えて楽天市場で年間11万円弱(1ヶ月あたり9,100円程度)利用する方なら、ポイント獲得分だけで年会費の元が取れるということになるでしょうか。

国内空港ラウンジが年間2回無料

楽天ゴールドカードには、日本国内の30の主要空港と、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港、韓国の仁川空港のラウンジが、1年(毎年9月1日から翌年8月31日の間)に2回まで無料で利用できるといったゴールドカードならではの特典があります。

【利用可能な空港ラウンジ】
新千歳空港・函館空港・青森空港・秋田空港・仙台国際空港・新潟空港・羽田空港・成田国際空港・富山空港・小松空港・中部国際空港セントレア・伊丹空港・神戸空港・関西国際空港・岡山空港・米子鬼太郎空港・広島空港・山口宇部空港・松山空港・徳島阿波おどり空港・高松空港・北九州空港・福岡空港・長崎空港・阿蘇くまもと空港・大分空港・鹿児島空港・那覇空港
ダニエル・K・イノウエ国際空港(ハワイ)
仁川国際空港(韓国)

ETCカードが無料!

楽天ゴールドカードは、楽天カードでは年会費に540円かかっていたETCカードを永年無料で作ることができます。ETCカードを発行する方にとっては、実質1,620円の違いでゴールドカードにできるということになりますね。

問い合わせ電話が繋がりやすい!

楽天ゴールドカードを所持していると、電話での相談窓口(カードデスク)も通常の楽天カードユーザーとは別の「プレミアムカードデスク」が利用できるようになります。

ほとんどの年会費無料クレジットカードが同様なのですが、特に楽天カードは会員が多いだけに「なかなか繋がらない」といった不満が少なくありません。しかしプレミアムカードデスクなら電話が格段に繋がりやすいので、困ったときの安心が違います。

【楽天ゴールドカードのスペック一覧】

国際ブランド VISA、JCB、Mastercard
年会費 2,160円(税込)
利用可能枠 最大200万円
申込条件 満20歳以上の方。ただし学生は不可
付帯機能 楽天Edy、楽天ポイントカード
付帯保険 海外旅行傷害保険
追加可能カード 家族カード(年会費540円)、ETCカード(無料)
入会特典 5,500円相当(新規入会2,000ポイント+カード利用3,000ポイント+楽天Edy500円分)

 

家族カード1枚の発行につき年会費540円がかかってしまいますが、ついてくる特典は本会員と同じ。

楽天スーパーポイントもしっかり貯まります。獲得ポイントで元が取れそうな方はもちろんのこと、安心を求める方にもお勧めのゴールドカードです。

楽天プレミアムカード

年会費が格安な分、サービス内容が限定的な楽天ゴールドカードに対して、さらにワンランク上のサービスが受けられるのがこの楽天プレミアムカードです。

カードの色もゴールドカードのライトな金色に比べて、こちらのプレミアムカードは深みのある金色になっており、一段とプレミアム感のあるデザインになっています。

楽天プレミアムカードの特典には楽天ゴールドカードと同等のものに加え、おトク度がぐっと増した内容のものが多くなっています。

楽天プレミアムが1年間無料に

年会費3,900円(税込)で楽天グループのサービスがお得になる特別会員プログラムの「楽天プレミアム」を、1年間無料で利用することができます。

楽天プログラムの主な内容は次の3つです。

・楽天市場での買い物で送料負担相当分をポイント還元、送料無料商品はポイント獲得2倍(1回の利用につき最大500ポイントまで付与)

・楽天トラベル、楽天ブックスなど楽天グループの各サービスで楽天プレミアム会員用特典あり

・楽天プレミアム会員限定のお得なクーポンがもらえる

1年間の楽天プレミアム体験が終わったあとは、ここで終了するのも継続するのも自由です。サービスは自動更新ではないので、安心して利用することができます。

国内・海外空港ラウンジサービス

楽天ゴールドカードでも利用できる国内空港ラウンジを回数限定なしで無料利用できるだけでなく、世界143カ国1,200ヶ所以上の海外空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」に無料で申し込めます。

ラウンジを利用する際、本会員は無料、同伴者には別途料金が発生しますが、最高ランクとなるプレステージ会員と同等のサービスが受けられる内容となっています。

本来プレステージ会員の年会費は429ドルですから海外に行く機会の多い方ならプライオリティ・パスだけでも元が取れてお釣りが来る計算になります。

楽天プレミアムカードの充実した付帯保険

楽天カード、楽天ゴールドカードに付帯している海外旅行傷害保険は補償内容をグレードアップ。さらに前出の2つのカードには付帯していなかった国内旅行傷害保険と動産総合保険が楽天プレミアムカードには自動付帯しています。

●海外旅行傷害保険/楽天カードと楽天プレミアムカードの補償内容比較

保険の種類 補償内容 楽天カード 楽天プレミアムカード
傷害死亡・後遺障害 最高額 2,000万円 最高額 5,000万円
傷害治療費用 1事故の限度額 200万円 300万円
疾病治療費用 1疾病の限度額 200万円 300万円
賠償責任 1事故の限度額 2,000万円 3,000万円(免責なし)
救援者費用 年間限度額 200万円 200万円
携行品損害 年間限度額 20万円 50万円(免責金額3,000円)

 

国内旅行傷害保険は楽天プレミアムカードでの決済にかかわらず、国内旅行中の公共交通機関に搭乗中の事故、宿泊施設での火災、爆発による事故、宿泊を伴うパッケージツアーに参加中の事故によって怪我をした場合に補償されるものです。

●国内旅行傷害保険補償内容

保険の種類 補償内容
傷害死亡保険金 最高額 5,000万円
傷害後遺障害保険金 最高額 5,000万円
傷害入院保険金 日額 5,000円
傷害手術保険金 入院中:入院保険日額の10倍/その他:5倍
傷害通院保険金 日額 3,000円

 

さらに、楽天プレミアムカードで購入した商品(1個1万円以上のもの)に対して、購入日より90日以内に偶然な事故(破損、盗難、火災など)により生じた損害に対して、最高300万円まで補償あされる動産総合保険が付帯されます。

楽天プレミアムカードの選べる優待サービス

楽天プレミアムカードでは、会員向けページ「楽天e-NAVI」登録の際に、3つの優待サービスから好きなコースを1つ選ぶことができます。

・楽天市場コース:毎週火曜日・木曜日楽天市場で+最大1倍

・トラベルコース:楽天トラベルオンライン決済で+最大1倍、手荷物宅配サービス、国内宿泊優待サービス
・エンタメコース:楽天TV利用分ポイント+最大1倍、楽天ブックス利用分ポイント+最大1倍

ショッピングでのポイント獲得はゴールドカードと同等

楽天市場でのショッピングや、普段の買い物でのカード使用に際してのポイント獲得率は、楽天ゴールドカードと同等です。つまり楽天市場購入分を楽天プレミアムカードで決済すると、通常の5倍の楽天スーパーポイントが貯まります。

楽天ゴールドカードとの違いは1点、誕生月に楽天ブックスで楽天プレミアムカードを利用すると、ポイントが+1倍となり、6倍のポイントが獲得できるところでしょう。例えば5,000円分を購入すれば、300ポイントの還元が受けられることになります。

【楽天プレミアムカードのスペック一覧】

国際ブランド VISA、JCB、Mastercard、American Express
年会費 10,800円(税込)
利用可能枠 最大300万円
申込条件 満20歳以上の方。ただし学生は不可
付帯機能 楽天Edy、楽天ポイントカード
付帯保険 海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険
追加可能カード 家族カード(年会費540円)、ETCカード(無料)
入会特典 10,000円相当(新規入会2,000ポイント+カード利用3,000ポイント+プレミアムカード新規入会5,000ポイント)

 

楽天銀行カード

楽天銀行カードは楽天カードと楽天銀行が提携して発行しているカードです。このカードを発行するためには楽天銀行に口座を開設している必要がありますが、口座開設とカード申し込みは同時に行うこともできます。

楽天銀行カードの最大の特徴は、クレジットカードでありながら楽天銀行のキャッシュカードとしての役割も果たす点と、このカードを所持することで普通預金の金利が2倍になるという点です。

また、銀行との提携カードということで、クレジットカードの利用に抵抗のある方でも安心して発行することができます。

楽天銀行カードでのポイント獲得や付帯保険については、通常の楽天カードと全く同じです。ただし家族カードを発行することはできません。

【楽天銀行カードのスペック一覧】

国際ブランド JCB
年会費 永年無料
利用可能枠 最大300万円
申込条件 高校生を除く満18歳以上の方で電話連絡が可能な方(楽天銀行口座開設が必要)
付帯機能 楽天銀行キャッシュカード
付帯保険 海外旅行傷害保険
追加可能カード ETCカード(年会費540円)
入会特典 5,000円相当(新規入会2,000ポイント+カードショッピング利用3,000ポイント)

 

楽天ANAマイレージクラブカード

楽天ANAマイレージクラブカードは1枚で楽天カード、電子マネーEdy、楽天ポイントカード、ANAマイレージクラブの4つの機能を併せ持つクレジットカードです。カードの発行には楽天会員登録とANAマイレージクラブへの会員登録が必要です。

ポイントの獲得自体は通常の楽天カードと変わりありません。ただし楽天スーパーポイントが貯められるのはもちろんですが、ANAマイルも貯めることが可能。たまったポイントをANAマイルに交換したり、マイルを楽天スーパーポイントに換えたりすることもできます。

そしてANA国内線の利用者には嬉しいSkipサービス(空港カウンターでの搭乗手続き不要)も利用可能で、スムーズな空の旅を実現します。

また、楽天ANAマイレージクラブカードで決済した旅行代金について補償される海外旅行傷害保険が無料で付帯しています。海外旅行傷害保険の内容は楽天カードと同じです。

楽天ANAマイレージクラブカードは他の楽天カードから切り替えることも可能です。その場合には手数料として、1.080円(税込)が発生します。

【楽天ANAマイレージクラブカードのスペック一覧】

国際ブランド VISA、JCB、Mastercard
年会費 540円(初年度無料、翌年以降は1回の利用で無料)
利用可能枠 最大100万円
入会条件 高校生を除く満18歳以上の方(楽天会員・ANAマイレージクラブ会員の登録が必要)
付帯機能 楽天Edy、楽天ポイントカード
付帯保険 海外旅行傷害保険
追加可能カード 家族カード(無料)、ETCカード(年会費540円)
入会特典 9,000円相当(新規入会2,000ポイント+カード利用3,000ポイント+ANA楽パック4,000円クーポン)

 

楽天カード アカデミー

楽天カード アカデミーはその名前の通り、利用者を学生に限定した楽天カードです。利用可能枠は最大で30万円と抑えられていますが、楽天市場や街でのショッピング利用で楽天スーパーポイントが貯められたり、海外旅行傷害保険が付帯していたりと、その実力は楽天カードと変わりありません。

楽天カード アカデミー独自の特典として、

・楽天ブックスでの購入の際に楽天カード アカデミーで決済すると、楽天スーパーポイント獲得が最大5倍(入会初年度のみ)

・楽天ブックスでのダウンロード購入の際に楽天カード アカデミーで決済すると、ポイント獲得3倍

・楽天トラベルの高速バス予約にて楽天カード アカデミーで決済すると、ポイント獲得3倍

の3つがあります。どれも学生には利用度の高い内容だと言えるのではないでしょうか。

また、楽天カード アカデミーには楽天Edyを手数料324円でつけることができます。貯まった楽天スーパーポイントはANAのマイルや電子マネーの楽天Edyに交換し合うことができるので、自分の都合の良いポイントを効率的に貯めることができます。

なお、学校を卒業すると、楽天カード アカデミーは自動的に楽天カードに切り替えとなります。これまで貯めたポイントもそのまま引き継げるので安心です。

【楽天カード アカデミーのスペック一覧】

国際ブランド VISA、JCB
年会費 無料
利用可能枠 最大100万円
入会条件 満18歳~28歳の学生(大学・短期大学・大学院・専門学校生)の方。高校生不可
付帯機能 楽天Edy、楽天ポイントカード、アルペンポイント機能
付帯保険 海外旅行傷害保険
追加可能カード 家族カード(無料)、ETCカード(年会費540円)
入会特典 5,555円相当(新規入会2,000ポイント+カード利用3,000ポイント+楽天学割特典555ポイント)

 

アルペングループ楽天カード

アルペングループ楽天カードは1枚で楽天スーパーポイントとアルペンポイントの両方を貯められるクレジットカードです。

楽天市場や普段のショッピングでの利用では、1.5%の楽天スーパーポイントが貯まるのですが、アルペングループの店舗や公式オンラインストア(アルペン楽天市場店を除く)でカードを利用した場合には、2~5%のアルペンポイントによる還元が受けられます。

アルペンポイントはアルペングループの店舗や公式オンラインストアにて、1ポイント=1円で利用できます。

アルペンポイント還元率は、前年度もしくは今年度のアルペングループでの購入金額のうち、高い方により決定されます。

【アルペンポイント還元率】

期間中の利用合計金額 還元率
2万円未満 2%(現金払い時は1%)
2万円~5万円未満 2%
5万円~15万円未満 3%
15万円以上 5%

 

また、アルペングループ楽天カードを発行することにより、アルペングループの特典も受けることができるようになります。

【アルペングループ 特典例】
・ゴルフグリップ購入時のグリップ交換加工費が無料
・ゴルフスラックス、デニム、アウトドアパンツ購入時、裾上げ加工費が無料
・テニス、バドミントンストリング購入時の加工費が50%OFF
・野球グラブ、スパイク、加工パーツ購入時の加工費が50%OFF
・スノーボード、スキーのチューンナップが20%OFF
・ゴルフ5カントリーの6つのゴルフ場、ゴルフ5大曲ゴルフセンター、ウイングヒルズ白・鳥リゾートで優待サービス

【アルペングループ楽天カードのスペック一覧】

国際ブランド Mastercard
年会費 無料
利用可能枠 最大100万円
入会条件 高校生を除く満18歳以上28歳以下の学生の方
付帯機能 楽天Edy(選択可、手数料324円)、楽天ポイントカード
付帯保険 海外旅行傷害保険
追加可能カード ETCカード(年会費540円)
入会特典 2,000円相当(楽天スーパーポイント1,000ポイント、アルペンポイント1,000ポイント)

 

楽天カードの付帯カード

楽天ETCカード

楽天ETCカードは通行料金100円につき楽天スーパーポイントが1ポイント貯まるお得なカードです。通常楽天ETCカードには年会費540円(税込)がかかりますが、次の条件を満たせば年会費が無料になります。

1. 楽天ゴールドカードか楽天プレミアムカードを持っている
2. 楽天PointClubの会員ランクがダイヤモンド、もしくはプラチナ

2の楽天PointClubの会員ランクについて補足しておきましょう。

楽天PointClubとは、過去6ヶ月間で獲得した楽天スーパーポイントと獲得回数によってランクが決定されるシステムです。楽天スーパーポイントの獲得は楽天市場でのショッピングだけでなく、楽天ポイントカードの利用分なども含みます。

【ランク判定条件】

レギュラー ポイントを獲得
シルバー 過去6ヶ月間で200ポイント以上、かつ2回以上ポイントを獲得
ゴールド 過去6ヶ月で700ポイント以上、かつ7回以上ポイントを獲得
プラチナ 過去6ヶ月で2,000ポイント以上、かつ15回以上ポイントを獲得
ダイヤモンド 過去6ヶ月で4,000ポイント以上、かつ30回以上ポイントを獲得、かつ楽天カードを保有

 

初年度についてはETCカード申込日の時点でプラチナまたはダイヤモンド会員であれば年会費は無料に。

次年度以降はETCカード年会費請求月(ETCカード入会月の翌月)がプラチナまたはダイヤモンド会員かどうかで年会費が判定されます。

楽天ETCカードの利用代金は全て1回払いとなり、楽天カードの利用代金と合わせての支払いとなります。

楽天ETCカードは楽天カードとの同時申し込みが可能。本カードの付帯カードとして発行されるため、家族カードに付帯することはできません。

家族カード

楽天銀行カード、楽天カードアカデミー、楽天ビジネスカード以外の楽天の本カード1枚につき、最大5枚までの家族カードを発行することができます。家族カード利用分の請求は本カード利用分とまとめて引き落としとなることから、面倒な手間は一切ありません。

家族カードでの利用分に対しても本カードと同条件で楽天スーパーポイントが付与されるので、ポイントがどんどん貯まります。本カード会員から家族会員へのポイント移行、もしくはその逆も可能。ショッピング利用にも便利です。

家族カードを発行できるのは、本カード会員と生計を同一にする配偶者、親、子ども(18歳以上)に限ります。利用可能枠は本カード会員の利用可能額の範囲内となります。

家族カードの年会費は、楽天プレミアムカード、楽天ゴールドカードのみ1枚につき540円(税込)かかりますが、他の楽天カードでは全て永年無料となります。

楽天ビジネスカード

楽天プレミアムカードの子カードとして、年会費2,160円(税込)で法人口座を対象とした楽天ビジネスカードを発行することができます。

楽天ビジネスカードを発行することで経費の支払いを一本化。支出をまとめて管理できるようになるため、コストや手間の軽減に繋がります。

楽天ビジネスカードの利用分についても100円につき1ポイントの楽天スーパーポイントが貯まるのは同じ。また複数のETCカードを発行することができます(年会費は1枚めは無料、2枚めから1枚につき540円・税込がかかります)。

楽天プレミアムカードの国際ブランドはMastercard、JCB、VISAから選べますが、楽天ビジネスカードはVISAのみ。しかし多彩なビジネスシーンで活用できる「Visaビジネスオファー」の優待サービスを受けることができます。

楽天カードのキャッシングでお金を借りる方法

楽天カードに申し込むと、ショッピングの利用可能枠の枠内に、お金を借りることのできるキャッシング枠が併せて設定されます。

キャッシングについてもショッピング同様、利用可能枠がいくらになるかは審査によって決まります。

クレジットカードでのキャッシング利用は想定していない(もしくは知らなかった)という方もいらっしゃるかもしれませんが、必要になったときに新たにカードローンなどに申し込む必要がなく、枠があればいざというときにすぐにお金を借りることができるので安心です。

決められた枠内であればいつでも好きなときにお金を借りることができるのもとても便利です。

楽天カードのキャッシング枠を確認するには?

ご自身のキャッシング枠がいくらなのかは、会員ページ「楽天e-NAVI」で確認することができます。

楽天カード作成時にキャッシング枠を作っていなかった(「0円」となっている)場合にも、同様に楽天e-NAVIで申し込むことができます。ただし本人に収入がない場合にはキャッシング枠を作ることはできません。

楽天カードのキャッシング利用条件

楽天カードのキャッシング利用可能枠は最高90万円。

実質年率は18.0%となっています。「最高90万円」というのは他社カードと比較すればそれほど大きな枠ではありませんが、そもそも金利が高いので、少額を借りてできるだけ早く返すといった利用方法が勧められます。

※実質年率18.0%という数字は大手消費者金融と同じ金利にあたります。

締日は毎月末日で、返済は翌月27日(金融機関休業日の場合は翌営業日)にショッピング利用分などと合わせて登録口座から自動引落となります。返済方法は1回払い、もしくはリボルビング払いから選ぶことができます。

楽天カードでお金を借りる方法

楽天カードでのキャッシングには、カードを使ってATMなどからお金を引き出す方法と、インターネットで自分の口座に振り込みを依頼する方法があります。

なお、借りられる金額はその時点でのキャッシング利用状況・返済状況によって変動します。またショッピング枠内にキャッシング枠が設けられていることから、ショッピングの利用状況によってはキャッシング利用可能額が圧迫されることもあります。

キャッシングする前に「楽天e-NAVI」にて現在の利用可能額を確認してから手続きすることをお勧めします。

ATM・CDでお金を借りる

コンビニや銀行など、全国にある提携ATMやキャッシュディスペンサーで、楽天カードを使ってお金を借りることができます。休日でも深夜でも利用できるATMが少なくなく、すぐに現金が必要な時には便利な方法です。

引き出せるのは1万円単位。一度の利用ごとに、金額によってATM利用手数料がかかります。

借入金額 ATM利用手数料(税込)
1万円以下 108円
1万円超 216円

 

利用できるCD・ATMについてはこのあとの「利用可能なATM・CD」の項をご確認ください。

ネットでお金を借りる

楽天カードではインターネットを介してお金を借りる「ネットキャッシング」も可能です。

やり方は簡単で、会員ページ「楽天e-NAVI」にログインし、ネットキャッシングのお申し込みより依頼するだけ。平日14:49までの申し込みであれば、最短数分で登録しているカード代金引落口座に振り込まれます。振込手数料は無料です。

ネットキャッシングについては、すぐに振り込んでもらうのではなく、振込日を指定できるサービスも行われています。

指定日は「特定の日に1回(最大3ヶ月先まで)」もしくは「毎月1回同じ日」を選ぶことができるので、上手に使えば大変便利にお金を借りられます。

楽天カードを使って海外キャッシングでお金を借りる

楽天カードでは、日本国内だけでなく海外でもキャッシングを利用することができます(アメリカン・エキスプレス・カードは国内のみ可能)。

海外キャッシングを利用するメリットには

・事前に両替しておく手間が不要
・両替するよりも手数料が安くなることがある
・現地で大金を持ち歩かなくて良いので安全
・両替所が開いていない時間帯でも現地通貨が手に入る

などがあります。

海外キャッシングに不安を覚える方もいらっしゃるかもしれませんが、国内でATMを利用するのとそれほど変わりありません。

楽天カードの公式サイトに海外ATMのキャッシングデモ体験コーナーが設けられているので、心配な方はぜひ一度トライしてみてください。

なお、海外キャッシングの利用できるATMはお手持ちの楽天カードの海外ブランドによって異なり、それぞれ次のようなマークがついています。

海外ブランド ロゴマーク
Visa VISAまたはPLUS
JCB JCBまたはcirrus
Mastercard Mastercardまたはcirrus

 

ATMは空港以外にも銀行や駅、ショッピングセンターなど、街の至るところにあります。が、トラブル防止の観点から人通りの少ない場所でのATM利用は避けるのが鉄則。信頼できるスタッフが常駐する空港、銀行などに設置されたATMの利用がお勧めです。

キャッシング枠の増枠について

利用可能枠の中に設定されるキャッシング枠については、希望により設けることも設けないことも可能です。ただし楽天カードでのキャッシングは総量規制(年収の3分の1を超える額は借りられないという法律)の対象となることから、他社からの借入状況によっては収入証明書の提出を求められるなど、審査のハードルがどうしても上がってしまいます。

そこで、審査落ちの確率を少しでも下げたい場合には、キャッシングを希望せずに(キャッシング枠を0円にして)申し込むのもひとつの方法です。

仮にキャッシング枠なしでカードを作っても、半年経てばキャッシング枠を申し込むことが可能になるので、またそのときに改めて考えても良いでしょう。

キャッシング枠は増やしたり減らしたりすることも可能ですが、キャッシング枠を作ったり増枠したりするには改めて審査に通らなければなりません。

仕事をお持ちの方であれば増枠には勤務先情報が必要、収入証明書の提出を求められることもあります。

楽天カードで借入可能なATM・CD

楽天カードでは提携ATMやキャッシュディスペンサーでキャッシングを利用することができます。利用可能な国内のATM、CDには白地に赤(+黒)の「Rakuten Card」もしくは「楽天CARD」のロゴが入っています。

【全国】
三井住友銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行
イオン銀行、セブン銀行、ローソン銀行、イーネット(コンビニATM)
ゆうちょ銀行
信用金庫、信用組合(一部を除く)

【北海道・東北】
北海道銀行

【関東・甲信越】
きらぼし銀行・東京スター銀行・横浜銀行・八十二銀行

【中部・北陸】
静岡銀行・百五銀行・北陸銀行・富山銀行

【近畿】
関西みらい銀行・紀陽銀行

【中国】
島根銀行・中国銀行・トマト銀行・広島銀行・山口銀行・西京銀行

【四国】
阿波銀行・百十四銀行・愛媛銀行

【九州・沖縄】
福岡銀行・福岡中央銀行・西日本シティ銀行・北九州銀行・筑邦銀行・佐賀銀行・佐賀共栄銀行・十八銀行・長崎銀行・熊本銀行・肥後銀行・大分銀行・豊和銀行・宮崎銀行・宮崎太陽銀行・鹿児島銀行・南日本銀行

楽天カードの支払いと返済

楽天カードの締め日と引き落とし日

楽天カードではショッピング利用分もキャッシング利用分も、毎月末日締め・翌月27日払い(金融機関休業日の場合は翌営業日の支払い)で、家族カード利用分、ETCカード利用分も合わせて本カード会員の登録口座から自動引落となります。

ここからはショッピング利用分とキャッシング利用分、海外での利用分の支払い方法・返済方法について見ていくことにしましょう。

楽天カードショッピング分の支払い方法

支払い方法と手数料

楽天カードの国内でのショッピング利用分の支払い方法は、1回払い、分割払い(2・3・5・6・10・12・15・18・20・24・30・36回)、リボルビング払い、ボーナス併用分割払い、ボーナス併用リボルビング払い、ボーナス1回払い、ボーナス2回払いから選ぶことができます。

ただし国際ブランドがアメリカン・エキスプレスのカードは異なり、1回払い、分割払い(2回払いを除く)、ボーナス1回払いからの選択となります。

●国内ショッピング分 手数料

支払い方法 手数料(実質年率) 分割手数料(100円あたり)
1回払い 不要
ボーナス1回払い 不要
ボーナス2回払い 13.89% 3.5円
分割払い2回 不要
3回 12.25% 2.04円
5回 13.50% 3.40円
6回 13.75% 4.08円
10回 14.50% 6.80円
12回 14.75% 8.16円
15回 15.00% 10.20円
18回 15.00% 12.24円
20回 15.00% 13.60円
24回 15.00% 16.32円
30回 15.00% 20.40円
36回 15.00% 24.48円
リボルビング払い 15.00%

 

1回払いに指定していたショッピング利用分を、後から分割払い、リボルビング払いに変更することもできます。特に分割払いに関しては、利用分ごとに支払い回数を指定できるため、支払金額の細かい調節が可能となります。

変更方法は会員ページ「楽天e-NAVI」で指定するだけ。パソコンやスマートフォンでいつでも可能です。

ショッピング利用分のリボルビング払い

リボルビング払い(リボ払い)とは、利用額や利用件数に関係なく、月々の支払いをほぼ一定にするというものです。

リボ払いには支払手数料の総額が大きくなる欠点があるため、避けるに越したことはありませんが、月々の支払いの負担を抑えるには効果的な方法です。

楽天カードのリボルビング払いは残高スライド定額方式With・Out。最小支払金額はリボ払いの利用残高によって変動し、自分の決めたコース(支払金額)にリボ手数料を足した額が実際の支払金額となります。リボ手数料は実質年率15.00%です。

●リボ払いの支払いコース

利用リボ残高 最小の支払金額
20万円以下 3,000円
20万円超 4,000円
以下、残高が5万円増すごとに 1,000円ずつ加算

 

楽天カード入会時に特に指定のない場合には、最小額となる「3,000円コース」に設定されています。支払いコースは1,000円単位で、毎月ご自身で設定することができます。

支払いコースが小さい額であれば月々の負担は小さくなりますが、いつまで経っても残高が減らず、手数料ばかりが嵩んでしまうことになります。

状況を見ながら支払いコースの金額を上げたり、一括払いや一部入金を利用したりするなど、上手に調整していくようにしましょう。

なお、一括払いや一部入金は会員ページ「楽天e-NAVI」か、または楽天カードコンタクトセンターへの電話にて申込可能です。

海外ショッピング

海外でのショッピング利用分は、基本設定では全て1回払いとなっています。しかし会員ページ「楽天e-NAVI」で設定することでリボルビング払いに変更することも可能です。

注意したいのは、外貨での決済の場合には日本円に換算される際のレートの他に事務処理コストがプラスされての請求となる点です。事務手数料は海外ブランドによって異なり、以下のようになっています。

海外ブランド名 事務手数料
JCB 1.60%
Mastercard、Visa 1.63%
American Express 2.00%

 

例えばJCBブランドの楽天カードで100ドルの買い物をしたとすると、請求額は次のようになります(1ドル=105円の場合)

100($)×105×(1+0.0160)=10,668(円)

楽天カードでキャッシングした分の返済方法

楽天カードでのキャッシング利用分の返済は、翌月の1回払いかリボルビング払いのどちらかになります。実質年率は18.0%です。

リボルビング払いを選択した場合には残高スライド定額方式With・Outで、支払い月の請求確定時点での融資残高によって返済する最低元金が決定されます。

月々の返済額は最低支払元金を下回らない範囲で自ら設定可能で、その額に利息分を加えた額が実際の返済額となります。

平成28年5月10日以降にキャッシングを契約した方の最低支払元金は次の通りです。

融資残高 最低支払元金
10万円以下 3,000円
10万円超~20万円以下 6,000円
20万円超~50万円以下 10,000円
50万円超~100万円以下 20,000円
100万円超 40,000円

 

楽天カードのキャッシング利用残高は早期返済も可能です。希望する方はあらかじめコンタクトセンター(0570-66-6910/092-474-6287)まで電話連絡を入れ、支払い方法などについての指示に従ってください。

海外キャッシング分の返済は?

海外キャッシングにかかる利息は国内でのキャッシングと同じ18.0%です。返済は1回払いとなっていますが、ショッピングと同様、利用後に会員ページ「楽天e-NAVI」でリボルビング払いに変更することができます。

海外でのショッピング利用分には事務手数料が加算されますが、海外でのキャッシング利用分に対しては事務手数料はかかりません。

楽天カードの発行方法

楽天カードの申し込みはインターネットで受け付けています。電話や郵便などでの受け付けはありません。どのカードを選択した場合でも楽天の会員登録が必要ですが、カード申し込みと同時に手続き可能です。楽天の会員登録は無料です。

また、必要であれば同時にETCカード、家族カードにも申し込むことができます。

楽天カード発行までの日数

楽天カードは申し込みから約1週間程度で届けられます。発送方法は下記のいずれかです。

・佐川急便(株)「受取人確認サポート」
・日本郵便(株)「本人限定受取郵便」
・日本郵便(株)「簡易書留」

楽天カード入会時に支払い口座を登録していない場合には、本人確認書類の提示が必要となる発送方法で届けられます。

なお、同時に申し込んだETCカード、家族カードは別送となり、手元に届くまで約2週間かかります。ETCカードの受取時にも本人確認書類の提示を求められるケースがあります。家族カードの受取には本人確認書類は必要ありません。

申し込みから楽天カード受け取りまでの流れ

楽天カードの申し込みから受け取りまでの流れは、概ね以下のようになります。

1. 楽天カード公式サイトの「カードをつくる」から申し込みスタート
2.(楽天会員でない方は)楽天会員登録を行う
3. 希望するカードを選択
4. 申し込みフォームに必要事項を入力し、送信する
5. 「カードのお申し込み受付のお知らせ」メールが送られてくる
6. 審査
7.(場合により)確認の電話がかかってくる
8. 審査結果の通知
9. カード送付
10. カード受け取り

申込後に送られてくる「カードのお申し込み受付のお知らせ」メール中に、カード申し込み受付IDが記載されています。このIDを使い、専用Webページで受付、発行、配達の状況を確認することが可能です。

楽天カード申込時の必要書類

カード申込時に書類の提出を求められることはありませんが、審査状況により本人確認資料の送付を求められることがあります。また、入会時に支払い口座を登録していない場合には、カードを受け取るときに本人確認資料の提示が必要となることがあります。

楽天カードに送付する本人確認資料

申込者の氏名や住所など、本人情報に誤りがないかを確認するための書類です。楽天カードから書類の送付を求められた場合は、以下のいずれかの書類のコピーを送ってください。

・運転免許証(裏面に記載事項がある場合は両面)
・パスポート(写真掲載部分および住所記載部分)
・健康保険証(氏名・生年月日・住所記載部分。カードタイプは両面)
・住民票(原本でも可。発行日より6か月以内のもの)
・マイナンバーカード(両面。個人番号や本籍、臓器提供欄は隠してもOK)

なお、申込内容と本人確認資料の内容が異なっている場合には、本人確認書類に併せて下記のいずれかの資料も必要となります。

・公共料金の領収書(電気・ガス・水道・電話・NHKのいずれか1点)
・社会保険料の領収書
・国税、地方税の領収書あるいは納税証明書

カード受取時に提示する本人確認資料

カード受取時に必要となる本人確認資料は、どの便で送られてくるかによって異なります。

●佐川急便(株)「受取人確認サポート」の場合
・運転免許証
・パスポート(日本政府発行のもの)
・在留カード
・外国人登録証明書
・特別永住者証明書
・マイナンバーカード
  ※各種健康保険証では受取不可

●日本郵便(株)「本人限定受取郵便」
・運転免許証
・パスポート
・健康保険証 等

●日本郵便(株)「簡易書留」
提示書類不要。本人以外でもカードを受け取ることができます。

楽天カードの在籍確認

クレジットカードに申し込むと、審査の過程(通常は審査の最終段階)において、電話で自宅、または勤務先に確認の電話がかかってくることがあります。

楽天カードに申し込んだ場合にも同様で、自宅または勤務先に確認の電話がかかってくる可能性があります。

勤務先にかかってくる在籍確認の電話に抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、カード会社としては申込者がそこで勤務していることが分かれば良いだけなので、電話は生年月日を訊かれる程度のことですぐに終わります。

また、電話に本人が出る必要はなく、対応した方が「ただいま席を外しています」などと返答した場合でも在籍確認は完了します。

むしろ気をつけたいのは自宅への電話ということになるかもしれません。誰も電話に出ないままだと本人確認が進まないため、楽天カードの審査落ちの原因となってしまいます。

楽天カードは審査が甘い?

楽天カードの申し込みにはゴールドカード、プレミアムカードを含め、年齢の上限や本人の収入に関する要項が見当たりません。

基本的に審査対象となるのは「世帯年収」であることから、パートやアルバイト、契約社員など非正規雇用の方でも問題なく申し込むことができますし、収入のない専業主婦でも申込可能。

18歳以上なら学生でも楽天カードに申し込めます。つまり、楽天カードの審査はかなり柔軟な部類に入ると言って良いでしょう。

だからといって、誰でも楽天カードの審査に通るということではありません。

信用情報にキズのある方はもちろん、他のカードや他社からの融資で延滞がある方は審査に通るのは極めて難しいですし、1ヶ月に3社以上のクレジットカードに申し込むと「申し込みブラック」という状態になり、審査落ちする可能性が高くなってしまいます。

また、比較的作りやすいとされる楽天カードですが、支払い状況に問題があると強制解約になりやすいとも言われているので注意が必要です。

楽天カードの利用可能枠の増枠について

楽天カードに申し込むと、最大100万円(ゴールドカード200万円、プレミアムカード300万円)までのショッピングの利用可能枠が設定されます。この数字は会員一律ではなく、その人の利用可能枠がいくらになるかは審査によって決まります。

楽天カード入会から6ヶ月経つと、利用可能枠の増額申し込みが可能となります。申し込みは会員ページの楽天e-NAVI「ご利用可能枠の増枠」か、電話にて受け付けています。

増枠を申し込む際に、仕事をお持ちの方は勤務先情報が必要となるので、あらかじめ確認してから臨みましょう。

なお、増枠にあたっては新たに審査が行われます。審査の結果、減枠となったりカードが利用停止になったりする可能性もあるので、慎重に申し込まれることをお勧めします。

楽天カード まとめ

「デザインが微妙」「ゴールドでもステータス面はあまり……」などといった意見も耳にする楽天カードですが、楽天ユーザーにはポイント獲得数が大幅に上昇するという点だけを取っても、持っていて損の出ようがないカードです。

楽天はサービスの種類が多く、ゴチャゴチャしたイメージを持つ方もいらっしゃるでしょうが、ポイントシステムについては意外にもわかりやすくシンプル。

ポイントの種類にしても期間限定かそうでないかの違いがあるだけなので、使い勝手は悪くありません。

逆に言えば、楽天スーパーポイントが使える実店舗があるにせよ、やはり楽天市場を全く利用しない方にはあまり魅力のないカードということになってしまうでしょう。

楽天のサービスをたくさん利用する方ならゴールド、海外に行く機会が多い方ならプライオリティ・パスのサービスが受けられるプレミアムが勧められますが、まずは年会費無料の楽天カードからスタートしてみるのもひとつの方法でしょう。

▼楽天カード株式会社 会社情報
本店所在地 東京都世田谷区玉川一丁目14番1号 楽天クリムゾンハウス
本社所在地 (東京半蔵門オフィス)東京都千代田区麹町二丁目3番2号
URL:https://www.rakuten-card.co.jp/corporate/

▼問い合わせ先と営業時間
コンタクトセンター:0570-66-6910/092-474-6287(有料/9:30~17:30/年中無休)
自動音声専用ダイヤル:0120-30-6910/092-474-9255(24時間年中無休)
楽天プレミアムカードデスク:カード裏面に記載の番号(無料/9:30~17:30/年中無休)
※楽天プレミアムカード・ビジネスカード・ゴールドカードをお持ちの方のみ


   

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